日本には多種多様なお祭りがありますが、その数は年間で31万件にものぼるとされており、まさにお祭りの国といえるほどの量です。しかし、これだけ数が多いと、全てに参加するには時間があまりにも足りません。そんな時は、日本のお祭りの中でも特に人気があり、日本特有の情緒をより感じることのできるお祭りに参加してみるのがいいでしょう。ここでは、一度は行っておきたいお祭りを挙げてみます。
まず、人気のお祭りトップ3に入るのが、東北夏祭りです。町全体が七夕の飾り付けで彩られる仙台七夕まつり、アーティスティックで和を感じるねぶたが街をめぐる青森ねぶた祭り、高い竿にたくさんの提灯をぶら下げて町をめぐるのが特徴的な秋田竿燈まつりの3つです。東北地方のお祭りは特徴的なものが多く、どれも人気があるため、ニュースで見たことがある人も多いでしょう。また、花笠を被った人々がパレードをする山形花笠まつりも入れて、東北四大祭りとする場合もあるそうです。
阿波踊りの発祥地とされる徳島県では、徳島市阿波踊りが開催されており、こちらも知名度も人気の高いお祭りです。さらに、京都府では1ヶ月間も開催が続く祇園祭があり、高知県でのよさこい祭りにも多くの人が賑わっています。お祭りには開催地域の持つ独特の地域性が現れ、独特の空気感を楽しむことが可能です。地元のお祭だけでなく、少し遠出して、これらのスポットで今まで体験したことのないお祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。参加したお祭りが気に入ったなら、こちらにもあるように、その街へ移り住むのもありかもしれませんね。